一般作(=非AV)の中で、濃厚なキスシーンが見られるタイトルを徹底網羅!
ディープキスを演じた女優さんは?
彫りの深い美人の、渡辺奈緒子さんを紹介します。
代表作は『アウトレイジ』で、確かにドスがきいた感じのお顔です。
1984年生まれの164cm(!)。顔よしスタイル良し。
かなり恵まれた見た目のおかげか、
ケンタッキー、マクドナルド、ファミマ、JR、武田薬品と、
誰もが知っているメジャー所のCMに出演していましたが、
なんとイロモノ作品でオッサンとベロチューしています。
どうしてそうなった。
ディープキスシーンのある作品は?
渡辺奈緒子さんのディープキス作品は2本ありますが、
ここでは相手がオッサンのほうを紹介します。
2010年『nude』です。
伝説的AV女優であった、所謂エスワン三銃士の一人、みひろさんの自伝の映画化です。
みひろさんといえば、地上波深夜のバラエティ『ゴッドタン』のキス我慢選手権で人気でしたから、当時18歳未満だった方でも馴染みがあるかもしれませんね。
AVを題材にしながらもベロチューは皆無の作品も普通にある中で、
人気者の原作者の心情に配慮してか、
『nude』にはしっかりベロチューがありました。
濃厚キスシーンの詳細
周囲に反対されながらAVに出演することになったみひろさんが、
明確に一線を越えてしまう。
そんな演出の一つとして、ベロチューシーンがあります。
撮影のシーンで、最初の頃は軽めに、なるべくベロ出さないようにキスしてるんですよ。
でも後半には男優から舌を突っ込まれて、促されて、しぶしぶ、自分からも出して絡めてしまう。
ここで彼女の「何か」が決定的に変わり、
本当に後戻りできなくなってしまった。
そんな気がしましたね。
そういう風に撮られていました。
男優の舌、ヨモツヘグイだったのでは……
(まあこの男優役、オッサンといっても汚い系ではないですが)
すべてがおわるディープキス
実際のところ、奇麗な女性がキスシーンをやると、
特に舌を出してしまうと、
――かけがえのない何かが明確に終わりを迎えて二度と戻ることはないのだ――
という強い喪失感に襲われることがありませんか?
人によっては「女優として一皮むけた」という評価にもなりますが、
それがイニシエーションなのは狭い業界内だけで、
テロリストに破壊される世界遺産みたいな不可逆の重大損失だと僕は捉えています。
渡辺さんのような本職女優ならまだしも、
少なくとも超カワイイアイドルとか、
超美人モデルとかが、
若いうちにやっていいものじゃない。そんな仕事受けるなよ。
30間近くの、黙っていても近いうちに明確な区切りが避けがたく来てしまう時期になってようやく、明確な主体的意思をもって越える境界ですよ。これまでを終わらせ、新たに始める儀式としてやるのが順当なところだと思います。
その姿になら受忍の限度内でいい感じの哀愁を感じます。
一つの時代が終わっていく。
そこに向き合う人間の覚悟を伴った「もののあはれ」です。
あるいは、もし女優さんがそこまで可愛くなかったら、
世の不条理や人生のやるせなさが浮き立って、それもまた一興。
美しい若さの散り際とは別種の高揚感があります。
どちらのパターンも端的に言えばエモいんです。気持ちにじわりとくる。
しかし、顔の奇麗な若い女性がくだらない案件でするのはそうはいかない。
ガチの女優目指してそこ一筋、ってタイプが大きい案件でやるならまだしも。
そこには明確に残酷な終わりがあり、現代を生きる人類の損失がある。
油を掛けられた古いお寺たち。
木っ端微塵になったミャンマーの仏像。
踏み崩されたナスカの地上絵。
それらとおんなじだ。全くすっかりおんなじなのだ。
他に変えがたいただひとつの輝きが永久に失われたのだから!!
超カワイイアイドルとか、超美人モデルとかは、自らのかけがえのなさを自覚してほしい。
AV女優は性をさらけ出すのが仕事なので捉え方はまた違うのですが、
本作のベロチューシーンを見ると、
やはりデビュー作にはその種の境界が存在するのかなとも思わされます。
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